寄席紳士録

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四代目鈴々舎馬風とその一門

「四代目鈴々舎馬風とその一門 - 古今東西寄席紳士録」毒舌で受けた鈴々舎馬風は真打昇進後まもなく先輩の春錦亭柳桜を弟子にする――という珍しい実例を持っている。戦後、若者の一人を弟子にしたが、諸般の事情のために後輩の三升家小勝門下へと移籍させている。
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七代目林家正蔵とその一門

「七代目林家正蔵とその一門 - 古今東西寄席紳士録」七代目林家正蔵は戦前の爆笑王として売れに売れたが弟子はあまり多くなかった。東宝専属という関係もあり、真打になった弟子はない。最晩年に息子の三平が入門。今の海老名一族の林家はここから始まっている。
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四代目古今亭志ん生とその一門

「四代目古今亭志ん生とその一門 - 古今東西寄席紳士録」四代目古今亭志ん生は明治末に本格派として売り出した一人。面倒見もよかった事もあり、他門の弟子を多く引取った。五代目古今亭志ん生、九代目土橋亭里う馬、鈴々舎馬風など優れた人材が出た。
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四代目柳亭左楽とその一門

「四代目柳亭左楽とその一門 - 古今東西寄席紳士録」四代目柳亭左楽は明治時代に活躍した落語家。人望があり、数多くの弟子を育てた。中でも五代目柳亭左楽、六代目雷門助六を育て上げた功績は大きい。今日の柳亭、雷門の系統はこの人から端を発している。